新入社員研修を開催しました!
新入社員研修を開催しました
今年の新卒社員が入って3週間、まだまだピヨピヨとは言え日々絶賛成長中(`・ω・´)b。
そんなみんながこれから社会人として活躍していけるよう、外部から講師をお招きしての新入社員研修を開催しました。
■ 講師は研修のプロ!
今回講師として来ていただいたのは、当社が新卒採用を始めた数年前から「採用アドバイザー」として関わってくださっている堤さん。
堤さんは以前に大手報道局の報道キャスターをされており、よく通る声をお持ちなだけでなく、論点が整理された伝わりやすい話し方をされる方です。
現在は企業向け研修の講師というお仕事だけでなく、クラシックコンサートでの朗読や、都内にある大学のキャリアセンターで就職指導にあたられるなど多岐にご活躍。特に企業向け研修の経歴は20数年に及び、新入社員へのビジネスマナー研修から管理職研修まで幅広く対応されている研修講師のエキスパートです。
今回の新入社員研修の進め方は「ずばずばと指摘しながらもほめるところはほめて、長所はがっつり伸ばす」というスタイル。パワフルな中にも細やかな配慮が見え隠れする、さすがはプロの研修講師!と感動感激でした。
ではでは、どんな研修だったのかご紹介しましょう★
研修開始!
■ 社会人になる
これから覚えるべきことは山のようにあるけれど、まず求めるのは「社会人になる」ということ。
仕事は人と人が一緒に取り組んで、人から人へつながっていくもので、ひとりだけで完結することはほとんどありません。
組織(会社とか部署とかチームとか)として高いパフォーマンスを発揮するためには、社員同士はもちろん、取引先などともいい関係を築けるかどうかが大切。職歴を重ねて立場が上がっていけばいくほどその重要度は高くなりますが、それができるようになる=「社会人になる」ということだと。
そうは言っても、入社して間もない頃は先輩社員とのコミュニケーションだって一苦労。毎日どうすればいいのか不安になることもたくさん。
なので、会社が求めていること(=社会人になること)を少しずつ分かってもらって、迷いながらも自信をもって行動できるようになってほしいな、と。
それに同期入社でも営業所がちがうと顔を合わせる機会が少ないので、今日が親睦の場になって、同期がいることの心強さを感じてくれたら嬉しいな、とも思っています。
■ 自分たちが会社の顔
ちょっと小難しい話になりますが・・・新人もベテランも、一般社員も管理職も、全員が会社(部署)の顔。仕事相手は、自分と応対してくれた人の言動や雰囲気から「ここはこういう会社(部署)なんだな。」と判断します。
もちろん、その人の職歴や肩書ごとに求められるものは違うのですが、それぞれの立場で求められていることに応えられるどうかで、その人はもちろん、所属部署や会社も評価されるのです。
なので「自分を通して、自分だけでなく会社(部署)が見られている」という意識が大切で、それさえできていれば社会人としてTPOに合った行動ができるはず!
例えば服装。
私たちの職場は作業服やツナギが基本スタイルですが、ファスナーや袖のボタンをちゃんと留めているかどうかで印象が大きく変わります。ヘルメットから髪の毛がはみ出ていたり袖のボタンを外して作業すれば事故にもつながりますし、きちっとしているということは見た目からも安全面からも大切なことなんです。
■ 自己紹介と挨拶
今回の研修のテーマはこちら。
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「反応する」・「承認する」・「発信する」・「主体的に」
まずはこの4つの要素が全部含まれる自己紹介から。
堤さんから「名前や所属だけでなく、好きなことや今日の目標もみんなに伝えてね」と指示が出ます。
自己紹介を通して、話す側にとっては主体的な自己発信を、聞く側にとっては反応して承認するということを学びます。(実は自己紹介って職歴を重ねるほどしなくなります。見本を見せてと言われないか・・・ドキドキでした。)
続いて挨拶です。
社会人になりたての頃に会う人は初対面かつ年上ばかりで、なかなか自分から挨拶しづらいというのが本音のところ。でも、どう挨拶するかで第一印象は大きく変わります。社会人として良好な人間関係を築くうえで、挨拶ってとても大切なんです。
基本は笑顔と元気!
特に新人のうちは、相手からされるのを待つのではなく自分から先に!!
お辞儀の角度・指先・目線の方向・声の調子と出し方を丁寧に教えてもらいます。
何はともあれ練習あるのみ。
やってみて、指摘を受けて、またやってみて。繰り返していくうちに素敵なお辞儀ができるように☆彡
ちなみに「おはようございます」の声がなかなか出づらいときは、「は」を意識して言うと良いそうですよ♪
■ 名刺は「分身」
社会人となれば名刺交換をする場面もたくさん出てきます。
名刺は会社の情報だけでなく仕事における自分の立場や役割が書かれたいわば「分身」です。
渡す名刺は自分の分身、いただく名刺は相手の分身というわけで・・・そう考えると、ドラマでたまに見る「相手の名刺を投げ捨てる」という行為のなんと恐ろしいことか。。。
渡す順番・置きかた・持ちかたを教わりながら実際に名刺交換をやってみましたが・・・
自分の名刺渡さなきゃ、相手の名刺もらわなきゃ、あぁっっ名刺入れがっっ!!:( ;˙꒳˙;):
同期同士なのに人前でやると妙に緊張してしまい、手に顔に背中に変な汗が・・・。
名刺がこんにゃくゼリーのようにプルプル震えてしまいます。
でも練習を重ねるうちに、相手の顔をしっかり見ながらスムーズに交換できるようになりました(o^-‘)b
はきはきと挨拶して名刺交換ができると、相手の印象もグッと良くなります♩
■ 誠意をもって電話対応
子どもの頃から携帯電話やスマートフォンでのやりとりが当たり前の世代。
そもそも固定電話を使い慣れていないうえに、今までと違って電話の相手は見ず知らずの人たち。。。「会社で電話に出る」ということ自体が、新人さんたちにはとてもとても不慣れで怖いことなんです。
とは言え、電話対応は肩書や立場に関係なく職場の全員ができなければならないこと。
だからこそ新人のうちから臆せずやっていかなければなりません。
- 相手がだれであっても、鳴った電話はすぐに出る(←これすごく大切/意外とできない)。
- 社名を名乗って、相手の社名や名前を聞き取る。
- 社内の誰宛なのかを確認して取り次ぐ。
大まかなポイントはこんな感じですが、敬語で話さなければならないだけでなく、相手の状況などによっても対応は様々。
判断力・対応力・相手への提案力など、社会人として必要な力を養うための基礎訓練!!
メモを必ずとる・分からないときは自己判断しないなど、電話対応で注意すべきことをこと細かく教わってからロールプレイング(これは何年働いた人でも緊張します)。
慣れない行動や言葉に戸惑っていましたが、失敗しても取り組むことの大切さを経験してもらいました!
実際に電話にでるときには、ロールプレイングとはまた違った緊張感がありますが、とにかく実践あるのみ。
うまくできなかったとしても、後ろには頼りになる先輩上司がたくさんいます。
どんどん電話に出て、いろいろ失敗して、だんだんと上手になっていってくださいね☆
■ホウレンソウ
そもそも「報連相(報告・連絡・相談)」ってよく聞くけどどういうこと?
ざっくり言うとこういうことです。
- 報告:仕事の進捗や着地見込みを先輩上司に伝えること
- 連絡:仕事上で起こったことを関係する人に伝えること
- 相談:仕事の進め方などを確認したり指示を受けたりすること
これを踏まえてなぜ報連相が大切なのかを自分たちで考えて、グループで意見交換をしてから発表。
実際に社内で起きた事例をいくつかあげながら、自分たちの考えたこととすり合わせ。(例:指示された業務について進捗を報告しないまま仕上げた⇒結果的に見当違いの仕上がりでやり直しに多くの時間を要した。など)
ちゃんとした報連相ができるようになるまでは、電話対応と同じでたくさん失敗するものです。
仕事だから叱られることもあるけれど、先輩たちはちゃんとみんなを導いていってくれます。
まずは一つひとつ報連相!どんどん声に出していきましょう!!
これからの成長に期待!
一日を通して行われた研修もこれにて終了。
講師を招いての新人研修は初めてなので、担当者は準備に悪戦苦闘。
でも堤さんから当日までの準備なども随時こまかくアドバイスいただき、どうにかこうにか無事に開催することができました<(_ _)>
そんな担当者の感想もご覧ください。
今回の研修会は「これからの社会人生活が充実したものになるために、会社として何ができるか。」を念頭に、伝えたい内容を一つ一つじっくりと考えました。
研修開始前は緊張していた新入社員のみんなも、グループでの意見交換が進むうちに積極的になっていき、苦手なことでもやってみようとする意志が伝わってきました。採用面接のときから見てきた社員なので真面目に取り組んでくれるとは思っていましたが、予想以上にしっかり学ぼうとしている姿が好印象でした。
自分たちが会社にとても期待されていると知ったときの、希望に満ちた表情が印象的でした!
堤さんからは
「性格はそれぞれでしたけど、皆さんとても高いポテンシャルを持っていると感じました。もちろんまだまだ学ぶことは多いけれど、いい人材を採用されたと思います。期待大ですね~。」
とおほめの言葉も(*^_^*)
たくさん考えて、たくさん話をして、大変だったけどとっても有意義な時間になりました。
では、最後に練習の成果を見せるべく、綺麗に、『ありがとうございましたっ!!』
新人のみなさん、お疲れさまでした!
これからも一緒にがんばりましょう~~~